要注意!睡眠負債は無自覚にやってくる

なぜか単純ミスを繰り返したり、物忘れが多い。いつもと違って仕事がはかどらない、なぜかスピード感も出ない・・・このようなパフォーマンスの低下に気づいたら、睡眠負債を疑いましょう。もし睡眠負債に陥っていたら、ではどうすれば良いのでしょうか?

 

無自覚なうちに、徐々に生産性がなくなっていく

睡眠負債の怖いところは、無自覚なうちに陥ってしまうことです。誰でも徹夜明けは疲れていつもと同じようなハイパフォーマンスを出せるわけがないことは当たり前のことですが、無自覚に睡眠負債に陥ってしまう人ほど、自分はタフだ、短時間睡眠でも問題ない体質などと思い込んでいる傾向があります。

適切な睡眠時間は個々人によって異なるものの、平均的には6.5時間から7.5時間の範囲内となります。しかし「平日はだいたい5時間の睡眠が通常パターン」という人が、本当は7時間の睡眠が適切という場合があります。その差2時間が蓄積されていくのが睡眠負債です。

しかし前述のとおり、睡眠負債は無自覚に起こっているもの。

それではご自身が今、睡眠負債に陥っているのかどうか、以下の点から確認してみましょう。

(1)起きたときのスッキリ感がない
(2)午前中に眠くなる
(3)布団に入るとすぐ眠りに落ちる

(2)は午前中という点が重要で、目覚めて3時間から4時間経った頃は脳の働きが最も活発なとき。この時間帯に眠くなるのは睡眠負債が原因だと考えられます。

一方、昼食後の午後の時間帯に眠気を覚えることは、睡眠が充分な人にもありがちなこと。体内時計の働きによるもので、午後2時頃、午前4時頃などはもともと眠気を感じやすい時間帯です。

(3)の「すぐ眠る」は、寝つきがよくて健康的だと思われがちですが、睡眠負債がない状態では、15分ほどまどろんでから深い眠りに入っていくものです。このまどろみの時間がないのは、睡眠負債がたまっている証拠なのです。

睡眠負債は長年続くと、肥満、高血圧症、免疫力低下などの原因となり、がん、認知症、うつ症状などの深刻な病気につながる恐れがあります。

日々の仕事にも影響は大きく、脳の機能が低下して短期記憶(ワーキングメモリ)の働きが悪くなるため、単純ミスや物忘れも多くなってしまいます。

多くのビジネスパーソンは平日の睡眠不足を、週末にまとめて寝ることで調整しているのではないでしょうか?

しかし睡眠負債の解消に、「週末の寝だめ」は効果がないといいます。

仮に平日に合計6時間の睡眠負債があれば、土日にそれぞれ10時間ほど寝れば取り戻せると考えるのは誤り。睡眠の効果は、単純に時間だけでなく、質も関わってくる。“眠りの質×時間”が充分ではなくなるばかりか一日のリズムが狂ってしまい逆効果になってしまうからなのです。

明日のために寝ること!

睡眠負債は簡単には解消できないことを肝に、規則正しい生活リズムを取り戻すことこそが最も最短距離で効果の出る解消法です。

夜寝るのは一日の終わりではなく、明日を始めるためと考えて、ベッドに早く入るようにしたいものですね。

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